PR

ガンプラ・プラモデルの調色方法|初心者向けに原色塗料CMYで解説

プラモデルの調色方法を解説するアイキャッチ画像。カラーホイールとCMY(シアン・マゼンタ・イエロー)を使い、色を位置で考えることで簡単に調色できることを示している 模型用ツール
調色は「色の位置」で考えるとシンプルにできる
スポンサーリンク

※この記事はアフィリエイト広告を利用しています
 本サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です


この記事の要点
  • 原色塗料(C・M・Y)を基準にすると、調色をシンプルに考えやすい
  • 作りたい色をカラーチャート上の「位置」で見ると、混ぜる色を考えやすくなる
  • 調色は一度に合わせようとせず、少量ずつ混ぜて確認しながら進める
  • 原色塗料は隠蔽力が弱いため、きれいに発色させたい場合は白下地が有効
  • 色の位置や配合の判断が難しい場合は、計算ツールで目安を出す方法もある

調色は難しそうに見えますが、「考え方」をそろえるだけでかなりシンプルにできます。

特に初心者の場合は、

  • どの色を混ぜればいいかわからない
  • 思った色にならない
  • 同じ色を再現できない

といったところでつまずきやすいですが、「使う塗料」と「手順」を決めるだけで、迷いはかなり減らせます。

この記事では、原色塗料(シアン・マゼンタ・イエロー)をベースにした、初心者でも実践しやすい調色方法を解説します。

後半では、調色をさらに簡単にする方法として、画像から色を抽出して配合の目安を出してくれる 自動計算ツール も紹介します。


原色塗料をベースにすると、調色が分かりやすくなる

ガンプラやプラモデルの調色を分かりやすくする一つの方法として、ガイアノーツの純色シリーズGSIクレオスの色ノ源 といった原色塗料(シアン・マゼンタ・イエロー)+白・黒 の5色だけを使う、という手段があります。

この構成にすると、

  • どの色成分を足しているかが把握しやすい
  • 結果の方向性を予測しやすい
  • 必要な塗料が5種類と少ないので、初期費用を抑えられる

というメリットがあります。

既成色同士を使っても調色はできますが、既成色はメインの色とは別の色成分も含まれているため、調色結果が予想から外れやすいです。

原色塗料の欠点

原色塗料は調色をシンプルにしてくれますが、いくつか注意点もあります。

それは隠蔽力が弱いことです。
下地の色が透けやすいため、濃い色の上にそのまま塗ると狙った発色になりにくいです。
そのため、原色塗料で調色した色をきれいに出したい場合は、下地を白にする一手間が必要になります。

原色塗料のその他の使い道

この調色方法が自分に合わなかったら原色塗料がムダになる、と思われたかもしれませんが、原色塗料には他の使い道も多いため、持っておくと便利です。

たとえば、普通の塗料に少量の原色塗料を混ぜて色味を調整する、といった使い方。
既成色同士を混ぜるよりも、どの色成分を足しているかが分かりやすいため、結果も原理に近く、狙った方向に調整しやすいはずです。

また、クリア塗料に原色塗料を混ぜれば、オリジナルのクリアカラーを作ることもできます。
市販の色に縛られずに色味を調整できるので、キャンディ塗装などでもオリジナリティの高い表現がしやすくなります。


初心者向け|シンプルに進める調色手順

原色塗料ベースで考える場合、調色は次の流れで進めると整理しやすくなります。

  1. 近い色をベースにする
  2. 少しずつ色を足して色味を合わせる
  3. 最後に明るさ(白や黒)を調整する

この順番で進めるだけでも、大きく外すことはかなり減らせます。

ポイントは、一度に狙いどおりの色を作ろうとせず、少しずつ近づけていくことです。
変化を確認しながら調整することで、方向を見失いにくくなります。

具体例:作りたい色に近づける方法

下の図のように、色は円状に並んでいるので、まずは作りたい色がどの位置にあるかを見ます。
その位置に近い色をベースにして、隣り合う色を少しずつ混ぜることで、狙った色に近づけていきます。

調色用のカラーチャート。シアン・マゼンタ・イエローを基準に、色が円状に並び、作りたい色の位置からどの塗料を混ぜるかを考えるための図
作りたい色が円のどの位置にあるかを見ると、混ぜる色を判断しやすくなる

■ 青を作る場合

青は、シアン(C)とマゼンタ(M)の間にある色です。
そのため、CとMを混ぜて作ります。

■ 紫を作る場合

紫は、マゼンタ(M)から青側に寄った位置にあります。
そのため、MをベースにしてCを少しずつ足していきます。

このように、「円のどの位置にある色か」を基準にすると、どの色を混ぜればいいか考えやすくなります。

ただし、この位置関係の判断自体が難しく感じると思います。
この判断を自動化する方法もあるので、迷う場合はそちらを使うのもおすすめです(後半で紹介します)。


失敗しやすいポイント(最低限これだけ注意)

調色が失敗するポイントはある程度決まっています。

  • 塗料を一度に入れてしまう
  • 最初から白・黒を多く入れてしまう

どちらも色のコントロールが難しくなる原因になります。

少量ずつ足すことと、明るさの調整を最後に回すことを意識するだけでも、安定しやすくなります。


少量で試すと調整しやすい

調色は一発で決めようとするよりも、少量で試す前提で進めた方が結果的に早く安定します。

  • 少量で試す
  • 実際の色を確認する
  • 必要に応じて微調整する

この流れを繰り返すことで、狙った色に近づけやすくなります。

特に少量調色では、塗料を一滴ずつ出せる ドロッパーボトル に入れておくと便利です。
私は塗料を2倍程度に薄めたものをドロッパーボトルに移して使っています。

純色シリーズの塗料をドロッパーボトルに移し替えて並べた状態。少量調色で1滴ずつ出しやすい。
純色シリーズをドロッパーボトル化した例

もっとシンプルにする方法

ここまでの方法だけでも調色は進められますが、あらかじめ「塗料の配合目安」があればさらに調色がシンプルにできます。

この判断をサポートする方法として、画像から色を抽出し、配分を自動計算できるツールを用意しました。
下の画像のような計算結果が数クリックで得られます。

調色計算ツールの計算結果例

あくまで目安ではありますが、何もない状態から試すよりも方向性をつかみやすくなります。

実際にツールを試してみたい方は、以下の ツール利用ページ(無料) へどうぞ!
好きな画像を使って、そのまま配分の目安を確認できます。


まとめ

調色は難しく感じやすいですが、

  • 原色塗料ベースで考える
  • 手順を固定する
  • 少しずつ調整する

この3点を意識するだけでも、かなり整理して進められるようになります。

さらに効率よく進めたい場合は、配合の目安を先に出しておくことで、調整の出発点をつかみやすくなります。

画像から塗料配合を計算できる調色ツール を試してみる


次に読む

調色計算ツールの結果を実際の塗料で再現する手順や、少量調色の進め方については、こちらで詳しく解説しています。


実際の作例で「どんな色を、どう再現したか」を見たい方は、こちらの記事もどうぞ。
ピュアホワイトではなくアルティメットホワイトを使っていましたが、大きくは変わりません。