※この記事はアフィリエイト広告を利用しています
本サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です
・ルミナスユニットは組み込み後のスイッチ操作がしにくいため、自前LED+USB給電にすることで完成後もON/OFFしやすくなります。
・スイッチ操作以外にも、電池交換不要・明るさ調整・発色向上など、多くのメリットがあります。
・外装だけ・内部メカなしのMSメカニカルバストでも、自前LEDで発光化できます。
・この記事では、配線の基本、抵抗値の目安、LED配置、USBコネクタの置き場所まで順に解説します。
MSメカニカルバストは発光ギミックが魅力のひとつですが、「外装だけで内部メカがない」「発光箇所が2つあるのにルミナスユニットは1個しか持っていない」という方も多いと思います。
そこで有効なのが、ルミナスユニットに頼らず自前のLEDを組み込む方法です。
外装だけで光らせたい場合にも、内部メカありで2箇所同時点灯したい場合にも応用できます。
この記事では、基本配線から、内部メカあり/なしでのLED配置、USBコネクタの置き場所、配線の通し方まで順に解説します。
ルミナスユニットを使わず、自前LEDにするメリット
自前LED+外部給電は、単なるルミナスユニットの代用品ではありません。
工作の手間は少し増えますが、完成後の扱いやすさや発光の見え方を調整しやすいなど、いくつかのメリットがあります。
- 電源のON/OFFがしやすい
ルミナスユニットは本体内部に入るため、スイッチ操作をするには分解する必要があってとても面倒です。
外部給電なら外部からON/OFFできるので、完成後の展示用としても扱いやすくなります。 - 電池交換が不要
外部給電にすれば電池交換自体が不要になるので、電池残量を気にせずにいくらでも点灯しておけます。 - LEDの明るさを調整できる
ルミナスユニットは電池駆動のため、明るさがだいぶ抑えられています。
自前LEDなら抵抗値の選び方でより明るくすることも可能です。 - 発色がきれい
ルミナスユニットは白色LEDなので、角度によっては白い輝点が見える場合があります。
導光板と同じ色の自前LEDを使えば、全体的に一様な発色が得やすくなります。
特に、意外と気付きにくいのが発色の差です。
下の画像は、左がルミナスユニット、右が緑色LEDを使ったものです。
左のルミナスユニットでは、発光部の中に白っぽい部分が見えます。
特にツインアイが分かりやすく、中心寄りの部分が白く光って見えます。
一方、右の緑色LEDでは、ツインアイの中に白っぽい輝点がほとんど見えません。
緑色自体の発色にも違いがあり、ルミナスユニットは白い光が混ざってやや浅い発色に見えるのに対し、自前LEDはエメラルドグリーンに近い、少し深みのある色になっています。
MSメカニカルバストLED改造の基本配線
今回の作例では、ルミナスユニットに入っているのと同じ3mmの砲弾型LEDを使います。
電源には、スマホの充電などに使うUSBコネクタを使います。
配線作業に不安がある方向けには、あらかじめ抵抗器と配線が取り付けられたLEDも売っているので、こちらを使うと少し難易度を下げられます。
配線は「VCC → 抵抗 → LED → GND」と覚えればOK
それでは、配線方法を確認していきます。
下の画像のように、USBコネクタのVCC端子から電線を伸ばし、途中に抵抗器をつないでから、さらに電線でLEDの長い脚(プラス側)へ接続します。
反対側は、LEDの短い脚(マイナス側)から電線を伸ばし、USBコネクタのGND端子に接続します。
つまり、電線を使って VCC → 抵抗器 → LED → GND の順に1本の流れを作れば、LEDを光らせる基本回路になります。
LEDには向きがあり、脚の長い方がプラスなので、必ずこちらをVCC側につないでください。
一方、抵抗器には向きがないので、どちら向きでつないでも問題ありません。
※実際には、抵抗器はLEDの前後どちらに入れても問題ありません。ここでは分かりやすさを優先して、LEDの前に入れる形で説明しています。
LEDを2箇所同時に光らせたい場合
前述の通り、自前LEDにするメリットはいろいろとあります。
内部メカありでルミナスユニットを持っている場合でも、ルミナスユニットは使わず、2箇所とも自前のLEDで構成することをおすすめします。
そして、今回のようにUSB電源でLEDを2個光らせる場合は、直列ではなく並列でつなぐのが基本です。
USB電源は5Vしかないため、砲弾型LEDを2個直列につなぐと電圧の余裕がなくなり、暗くなったり、点灯が不安定になって点滅したりすることがあります。
※LEDの種類や個体差によって変わります。
そのため、USBコネクタ基板のVCC/GNDから枝分かれさせ、LEDごとに抵抗を1個ずつ入れた並列配線にするのがおすすめです。
この形なら電圧の問題を避けやすいだけでなく、それぞれのLEDを独立して扱えるため、明るさを調整しやすく、配線の構造も分かりやすくなります。
USB 5V給電での抵抗値の選び方
好みにもよりますが、私のおすすめの抵抗値は330〜680Ωくらいです。
電流値で言うと、5mA前後を目安にしています。
(ちなみに、ルミナスユニットは3mA弱となっているようです)
明るめにしたければ抵抗値を小さく、暗めにしたければ大きくします。
ただし、明るさはLEDのメーカーや色、個体差によっても変わるため、最終的には実際に点灯させながら調整するのがおすすめです。
LEDの配置方法は、内部メカの有無で変わる
LEDの配置方法は、内部メカがあるかないかで考え方が変わります。
内部メカがある場合は、ルミナスユニットの位置をそのまま使う
内部メカがある場合は、ルミナスユニットの取り付け位置にそのまま配置します。
ルミナスユニットに入っているのと同じ3mmの砲弾型LEDを使えば、加工せずにきれいに固定できます。
内部メカなしの場合は、LEDの取り付け場所を自分で作る
外装だけで発光化する場合は、LEDを置く場所そのものを自分で作る必要があります。
そのため、内部メカありの場合と比べると格段に難易度が上がります。
メカニカルバスト サザビーの例
モノアイの発光であれば比較的やりやすく、モノアイ部にドリルで穴を開けるだけでほぼ作業完了です。(穴位置を中心に合わせる作業は少し難しいですが…)

一方で、腹部メガ粒子砲の発光についてはパーツ自体を自作する必要があるため、電気的な話ではなくプラモデル工作の難易度がかなり高いです。
メカニカルバストDX ユニコーンガンダムの例
ユニコーンガンダムの場合、サザビーとは逆に頭部の難易度が高いです。
メインカメラ部はフレームをカット、サブカメラ部は導光板の自作も必要です。
一方、腹部はかんたんで、穴を1つ開けるだけ済みます。
なお、ユニコーンガンダムの工作についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
MSメカニカルバストDX ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)|外装だけでLED発光・ロービジ塗装
LEDを固定する前に仮点灯する
内部メカの有無に関係なく、LEDは最初から固定せず、まずは狙い通りの光り方になっているかを確認しましょう。
光り方に問題がなくても、後で説明する配線の引き回しが終わるまでは固定しない方が安心です。
先に固定すると、後から配線を通しにくくなったり、位置を微調整しにくくなったりするためです。
USBコネクタのおすすめ配置場所
USBコネクタの配置場所も、内部メカの有無で考え方が変わります。
内部メカありの場合:腹部のルミナスユニット設置位置
内部メカがある場合は、腹部のルミナスユニット設置位置を使うのがおすすめです。
それなりに大きなスペースなのでUSBコネクタが十分入りますし、LEDまでの配線経路が開通済みで距離も短めです。
ちなみに、作例では赤い矢印の箇所を少し削り込んでコネクタがちょうど溝にはまり込むようにしています。
が、必須の加工ではないので、面倒な方は基板を上下逆(コネクタが上に来る向き)に取り付ければOKです。
内部メカがない場合:台座裏に設置
外装だけで発光化する場合は、台座裏にUSBコネクタを配置するのがおすすめです。
外装のフレームにはルミナスユニット用の構造がないため、USBコネクタ基板を本体に収めようとすると加工量が大きくなります。
その点、台座裏であれば加工量は少なく、開口も大きいので作業性も良好です。
USBコネクタからLEDまでの配線の通し方
USBコネクタからLEDまでの配線は、必要な場所に穴を開けて、キットの中を貫通させながら通していくのが基本です。
既存の隙間だけで無理に通そうとすると、外装を閉じた時に配線を挟み込みやすくなるため、最初にどこを通すかをざっくり決めてから作業した方が進めやすくなります。
穴を開ける場所は、できるだけ見えにくい位置を選ぶのが基本ですが、場合によっては配線をあえて見せてディテールの一部として扱う方法もあります。
最後は一度仮組みして、配線が噛まずにきちんと閉じられるかを確認してから次に進むと安心です。
MSメカニカルバスト LED改造で使った主な部材
基本的に必要なのは 3mmの砲弾型LED、抵抗器、USBコネクタ基板 の3種類です。
3mm砲弾型LED:ルミナスユニット相当サイズで扱いやすい
抵抗器セット:明るさ調整の自由度が高くなる
配線に不安がある場合は 抵抗器と配線が取り付け済みのLED を使うと始めやすくなります。
LEDや抵抗器はたくさんいらない、という場合は LEDと抵抗のセット品 なら数量が少なめです。
ただし、抵抗値の変更ができない=光加減を調整できない、という欠点は出てきます。
micro USB基板
私は micro USB のものを使いましたが、USB Type-Cのもの もあります。
その他、発光を少しやわらかく見せたい場合には LED拡散キャップ という商品もありますよ。
まとめ
MSメカニカルバストを光らせたい場合、外装だけで内部メカがないケースでも、内部メカはあるがルミナスユニット1個では足りないケースでも、基本的な考え方は共通です。
ルミナスユニットに頼らず、自前のLEDとUSB給電で構成してしまった方が、発光箇所を増やしやすく、完成後も扱いやすくなります。
特に、内部メカありで2箇所同時点灯をしたい場合は、ルミナスユニットを併用するよりも、2箇所とも自前LEDでそろえる方が電源まわりを統一しやすく、配線も整理しやすくなります。
また、内部メカなしで始める場合は、まずはモノアイ発光のような比較的やりやすい箇所から試すのがおすすめです。
まずは
- 3mmの砲弾型LED
- 抵抗器
- USBコネクタ基板
の3つを用意し、1灯の基本配線を確認するところから始めてみてください。
そこからLEDの配置、USBコネクタの位置、配線の引き回しを順に詰めていけば、MSメカニカルバストの発光化は十分現実的に進められます。
記事中で紹介した部材や配置例を参考にしながら、自分のキットに合った形で少しずつ組み立てていくのが近道です。
MSメカニカルバスト サザビーの完成状態や全体の仕上がりを見たい場合は、完成レビュー記事もあわせてご覧ください。
塗装や全体の見え方、発光後の仕上がりイメージを確認したい方はこちらです。
また、外装だけでモノアイを光らせた実例としては、こちらの記事の後半で紹介している「ライトアップ版クリア」も参考になります。
モノアイだけでなく、全身をライトアップしています。
ユニコーンガンダムを外装キットだけで発光させた実例はこちらの記事になります。
ユニコーンガンダム デストロイモードにアドレサブルLEDを追加し、音楽に連動して発光するようにした作例はこちら